何でも再発見!&💛 猫と生活💛

Seesaaブログから引っ越ししてきました。

マイケル・ジャクソンのスパースターへの発祥の地 『MOTOWNの奇跡』を知ってみる。

モータウンMOTOWN)とは、自動車産業で知られるデトロイトの通称「Motor town」 モータウンMOTOWN)と言えば 更に、1959年、ベリー・ゴーディ・ジュニアによってソウルミュージックやブラックミュージックを中心に据えて(すえて)設立されたレコードレーベル『Motown Records』のこと。 そして、まだキング・オブ・ポップでもスーパースターでも無かったマイケル・ジャクソンが自身の手で奇跡を起こしたのが、1983年に行われたモーターウン25周年記念コンサートでの事・・・このコンサートはたった一夜の宴として催されたもので、当時においてさへ 多くのヒット曲を持つそうそうたる大物メンバーが集結・・・その主な出演者が以下・・・彼ら全てに、いわゆる名曲・・つまり誰もが知っている既存のヒット曲から演目曲は選ぶようにされていたものの、マイケル・ジャクソンは、この舞台に自身のエンターテイメント人生を賭ける、先を見据えた奇抜な交渉をオーナーやプロデューサーに対して行う・・あの気弱そうなマイケルが・・
Junior Walker Lionel Richie / The Commodores Marvin Gaye Mary Wells and Martha Reeves Michael Jackson / The Jackson 5 The Miracles Stevie Wonder Diana Ross / The Supremes The Temptations / Four Tops
このメンバーの中、ソロ活動を既に始めていたマイケルジャクソンもThe Jackson 5の一員として参加、そして彼が一大決心で交渉した事とは、The Jackson 5の演目の後、なんと 自身の未発表曲、すなわち新曲を披露させてくれと言うもの・・・ベテラン勢をさしおいて・・当然プロデューサーなど この提案に大いに難色を示す『マイケルだけを特別扱いは出来ない・・』と、そこでマイケルはカメラマンを含め3人が見守る中、あの曲・・・そう ビリー・ジーン(Billie Jean) のテープを流して披露する・・・すると一変 『これをやるべきだと!』と納得させてしまう・ あの弱々しくも見えるマイケルが、人生のここ一番で見せた行動力  彼は、急いで自宅へ帰ると、ある探し物・・・・母親が着ていたキラキラとしたジャケット(大舞台でいつか着る事を決めていたのだそう) いよいよモータウン25のコンサート当日 黒い帽子を舞台上に『何度も置く練習させられた』と言う、17年間マイケルの運転手兼付人のネルソン・ヘイズ・・・そして伝説となった、たった2秒間のムーウォークを披露した舞台・・・エンターテイナーの頂点に手を掛けた その5分間がコレ!  後日、全米で録画放送が行われる この『モーターウン25周年記念コンサート』、マイケルは自分の演目部分を自分で編集させて欲しいと願い出る・・・彼がしたかったのは、このビデオを見ても分かるように、顔などのクローズアップを極力排して、この舞台で何が起きたのか それが分かるように編集にする事・・・ 大舞台での新曲披露の提案、何年も温めていたムーウォークの大舞台での初披露、そして その映像の影響力がどれほどのものか? 自分の今後に何をもたらすかを驚くべき先見性で見抜き行動していたのには驚く! マイケル・ジャクソンがエンターテイメントの頂点に立てたのは、決して運と努力では無く、先見性を持っていた事、それを実現するには、どこでここ一番の行動力を発揮すべきかも分かっていた事・・・彼が多くのエンターテナーの中でも、一目置かれたのも納得できますね。 マイケル・ジャクソンモータウン25での奇跡の話でした。 ※ 追記:この自分で掴み取った奇跡の経緯(いきさつ)を知ると、サクセスストーリーとは何か? まさにこのビデオにはスーパースターを自力で具現した姿があります。