あるラジオパーソナリティが最後に話した、仁義礼智信の教え
番組が始まってから十数年、放送開始当初から平日の出掛ける間、楽しみに聞いていた地元ラジオ番組が終了した。・・・終了してしまった。
何より地元AMラジオの優れた所は、主なニュースや地元ニュース、パーソナリティの目にとまったニュース、思わず聞いてしまう世間の情報、そして天気予報、渋滞情報、更にこれが一番助かる、CM前に必ず入れてくれる現在時刻・・。
この、どの地方でもたぶんあるだろう、朝の情報番組の肝は、なんと言ってもパーソナリティの個性ある存在。
如何に庶民目線で話してくれるか そこに掛っていると言っても過言で無い程。
浮世離れしたパーソナリティでは聞く気もしないし共感もしない、たぶん反感を買うだけ。
今回、自分の名前を冠した番組を終えるにあたり、そのベテランパーソナリティN氏が番組終了間際、きっちり5分にまとめた話が素晴らしく、皆さんにもご紹介。
彼は、この言葉を誰に向けて話されたか?
それは、今 ラジオ放送に耳を傾けている人達にでは無く、未来を担う子供たちに向けて、是非親御さんに話して欲しいと、番組終了の貴重な5分を使い話されたのです。
その言葉が、南総里見八犬伝にも出て来た 仁義礼智信 の教え。
これは、彼なりの解釈も入っていると思いますので、そちらを優先して書いてみます。
仁・・・人を思いやる心
義・・・正しい行いをする事
礼・・・豊かな心を相手に示す事
智・・・正しいか、正しくないか物事の判断を出来る事
信・・・信頼される人間として自分を磨きあげる事
これに、細々とした注釈はいらないと思います。
是非、子供や、お孫さんに この人として、日本人として守り通して欲しい、生き方の指針とも言えるこの言葉を是非 説いてあげて欲しいと思います。