新種の旅番組、地球タクシーの『台北を走る』回で流れた曲、『Over the Rainbow』が素敵過ぎ!
世界のあちらこちらの都市で、その土地を走るタクシーに乗車して通りの風景やタクシー運転手との会話を、ドキュメンタリー風に放送するだけの新種の旅番組が、某テレビ局が不定期で放送している『地球タクシー』。
タクシー運転手に至るまでには様々な人生を歩んで来ただろうドライバーとの会話内容には、とても感傷的な気持ちになったりします。
今回ご紹介は、その『地球タクシー』から『2016年3月19日 23:00-23:50 「台北を走る」』の回のお話。
とは言っても再放送を見てからなので最近のお話、この番組、時々再放送をしているようです。
【ここから本題】
39歳の男性ドライバーの運転するタクシーへ、番組スタッフが通訳を伴なって乗車したのは2016年1月24日。
この日は、台北に100年に一度と言う事件!、それは雪が台北の平地に舞い降りた日、39歳のタクシードライバーも、生まれて初めて雪を見たと言い、とてもウキウキした気持ちになっているのが、その表情を見ているだけで、今日は特別な日なんだと思わせます。
タクシー車内から映された、街行く人達も、思い思いにスマホで写真や動画を撮ったりと、とても嬉しそうです。
39歳の男性ドライバーも窓を下げて車外へ手を差し出すと、左手を広げて、舞い降りる雪を、ゆっくりと掴むしぐさをして雪の感触を味わっています。
彼は、『妻にも見せなきゃ』と言って、スマホで動画を撮影し始めました。
この時、ふと思いました、家に帰って、妻に雪の動画を見せようとしたら、奥さんも「夫に見せなきゃと、同じように雪の降る様子を撮影していたら、こんな素敵な夫婦はないだろうなぁ~」と・・・・。
この一連のシーンは、私の妄想を含め、とてもロマンチックでした。
その情景を更に素敵にしていたのが、バックに流れる曲、曲名はオズの魔法使いでも知られる『Over the Rainbow』。
知っている曲なのに、最初は全く気付かない程、全く知らない曲に聴こえたのです。
調べると、歌っているのは、名前を「イズラエル・カマカヴィヴォオレ(Israel Kaʻanoʻi Kamakawiwoʻole)」、残念な事に、このハワイ州出身のシンガーは、1997年6月26日に、38歳で亡くなっていました。
死因は、340kgを超える巨体だったらしく、なんと肥満が死因。
7月10日に行われた葬儀の日、ハワイ州旗が半旗掲揚になったと言うのですから、世界中では知る人ぞ知る、ハワイでは超有名、ハワイを代表するミュージシャンの位置づけだったようです。
それでは、地球タクシーの『台北を走る』の回で、100年に一度と言う、台北の平地に雪が舞い降りたシーンに流れた『Over the Rainbow』、「イズラエル・カマカヴィヴォオレ(Israel Kaʻanoʻi Kamakawiwoʻole)」で聴いてみましょう♪。
こちらは、本人出演のミュージック・ビデオから
こりゃー ダメだわダイエットしないと!と言いたくなる超巨体です。
何気なく見ているテレビ番組にも、おっと思わせる発見はあるものです。
今回は、旅番組のバックに流れる素敵なBGMから知った、ミュージシャン、イズラエル・カマカヴィヴォオレの『Over the Rainbow』の紹介でした。