7倍、10倍で物足りず、いつか欲しくなる高倍率ズーム双眼鏡の薦め
最近買った、ナシカの12×50の双眼鏡、確かに遠くの山並みも、海のある風景も良く見えるものの、そこに見える建物や、船の大きさが、もう少し大きく見えたらなと思いだして、20倍位の双眼鏡をと思っている所に、ヤフオクで希望の品を落札、それが光学機器メーカー、ビクセン(Vixen)の、ズーム双眼鏡、8~24倍×対物レンズ50ミリ、そして誇らしく、『MADE IN JAPAN』の文字が嬉しい。
廃盤なのに、ビクセンのサイトの生産終了品一覧リストにも無しで、この商品の詳細は謎?
まずは、MIKOのチェックが入ります。
意味無く引っ張ったりもします。
別な双眼鏡から、接眼レンズカバーを流用、MIKOは見逃しません!
一通りチェックして安心したようです
キレイな対物レンズ、三脚用のネジ穴のカバーに、『MADE IN JAPAN』の文字
隅々まで見えが良いのは、B4=BaK4プリズムのお陰
その見え味はと言うと、、12倍でも読めなかった船の船名などが、20倍ほどで見ると、難なく読めるのには、さすが対物レンズ50ミリの8~24倍ズーム双眼鏡。
例えば、こんなスペックの超高倍率の双眼鏡を買っていたら、とても船名を読むなど難しかったはず。
●18~100倍× 対物レンズ径28ミリ
●10~50倍 × 対物レンズ径21ミリ
●20~110倍× 対物レンズ径27ミリ
つまり、こうした双眼鏡で最低倍率から高倍率にズームして行くと、次第に対象物は大きくなるものの、全体に薄ぼんやり霞が掛かったようになり、そのストレスで、双眼鏡は見事にお蔵入りになってしまうこと間違いなし。
たとえば、こんな感じです。
こんな景色が
こんなに大きく見えると 買って良かったと思う双眼鏡も
こんなに見えてしまうと、肉眼の方がマシ! と損した気になる
今回落札した双眼鏡であっても、倍率が50倍、100倍であれば、幾ら対物レンズが50ミリであっても、似たような見え味になってしまうのは容易に想像できます。
そう言った意味では、今回、見事落札できた、このズーム双眼鏡、8倍~24倍、対物レンズ径50ミリは、理想的なスペックだったと実感しています。
双眼鏡欲しいなと思っておられる方、その用途が次のように、はっきりとしている場合は、おのずと倍率や、双眼鏡の大きさが決まって来るので、漠然と風景や鳥などを見たい場合には、対物レンズがある程度の大きさのズーム双眼鏡がお薦めです。
目的がはっきりしているケース
●バードウォッチング用
●コンサートなどの観劇用
●旅行用
●仕事での遠方の観察、遠くの数字などの確認用途
で無い場合、これ一台でカバーしてしまう、ちょっと高倍率の双眼鏡がお薦めと、今回の双眼鏡を手にして思った次第です。
【お薦めズーム双眼鏡】
対物レンズが小さいながら、意外にも評価が高い、さすがニコンです。
今回手に入れた同シリーズの、ビクセンのアスコット、なんと8倍~32倍×50
ケンコーさんの8倍~20倍×50、格安で絶対お薦め、評価も高い!