クビに値する『東海道新幹線、足投げ出し運転』に怒りと呆れ
街中を走る自動車の中は、全くのプレイベート空間では無いのに、大会社の役員ばりに、ふんぞり返って運転するような みっとも無い運転姿勢を見る事がある。実際、大会社の役員さんほど、後ろの席に居ても、そんな姿勢はしないだろうけれど。
片手の右手だけ、ハンドルの12時に置いて延ばし、体を若干、斜にして のけぞるように運転する姿は、こちらが横目で追ってみる程、恰好悪く、不遜な姿勢に見えるものです。
あれほど目に留まる姿勢に近いものは、会社の事務所でも、どっかの会議や集会の席でも見た事無いのに、なぜに自家用車や、時には営業車になると、あの姿勢になるのか、出来るのか不思議でならない。
女性・新幹線運転士の運転風景
数百人単位でいると言う女性の新幹線運転士
そして今回の『新幹線の足を投げ出し運転』、そんな非常識な事が出来るのか? と疑っていたらホントだったので、相当に悲しく、腹立たしいニュース。
この運転姿勢、街中の車にも、時々見る。
小型トラックや、ワンボックスカー、時にはデートなのか、彼女が運転中の助手席で、高々とフロントガラスに足を投げ出している彼氏らしい男の姿・・・・臭いもするだろうその足を高く上げ、何を表現したいのか? その姿勢が楽だから本当に上げているのか? 全く理解出来ない、みっともない格好。
今回は、その上を数段以上も行く新幹線、多くの人命を預かって運転している筈なのに、このリラックスし過ぎる不遜な姿勢はどうだろう。 それだけ新幹線の運転が簡単で楽を証明しているのだろうけれど。
これでは、真摯に誇りを持って、念願の新幹線の運転席に座る、他の運転士さん達が気の毒過ぎる。
足上げ運転「5、6回やった」…新幹線運転士
読売新聞 9月9日(金)
東海道新幹線の男性運転士(29)が運転台に足を投げ出した状態で運転し、JR東海の調査に「過去に5、6回やった」などと話していることが8日、分かった。
同社は「極めて不適切な行為だ」として7日以降、運転士を乗務から外しており、今後処分する方針だ。
発表によると、運転士は6日午後1時55分頃、東京発新大阪行き「こだま653号」(16両編成、乗客約320人)に乗務中、静岡県の掛川―浜松間で運転台に両足を乗せていた。当時、新幹線は時速約200キロで走行していたとみられる。この様子は外から撮影され、ツイッターで公開されたことにより発覚した。
運転士は同社の調査に「楽な姿勢をとるため足を伸ばした。過去に5、6回やった」と説明。6日については「靴を脱いで約10秒間、運転台に足を上げた。その間、(速度を調節する)ハンドルは握っていなかったが、前方は見えていた」と答えたという。