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懲りないパソナ会長 竹中氏の披露する エピソードに唖然

職を失い仕事を真剣に探そうとする人なら誰もが、いまいましく思った事があるだろう『派遣』の二文字 と『小泉』『竹中』と言う名の人物・・・・ 「色々な職種を経験してスキルアップする」 または「労働者の都合で労働時間を調整が出来る」として 労働者のニーズに合わせた働き方が出来る!?  実態は企業が雇用期間を区切り、 契約更新をチラつかせ企業への絶対服従を強要し 必要が無くなれば契約更新をせず 公然とグビに出来る、すなわち 労働者を「人」から「物」に扱えるようになったのが派遣の本質たるところ。 色々な職種を経験して!? スキルアップして!? 派遣を渡り歩けってこと !? その後は? 労働者の都合で!? 労働時間を調整!?  雇用側の都合でだよね!? まさに、屁理屈が達者な者が考えたような働き方の制度。 そんな派遣の規制緩和を推し進めた本人が、派遣会社の取締会長の職にあると言う、摩訶不思議過ぎて『嘘でしょ!』と 言わずに、思わずにいれない 竹中平蔵と言う人物・・・⇒ http://p.tl/gZ-4 の記事の中で、こんな話をエピソードとして披露している、庶民の実態に触れても その悲哀に全く気付かない事に唖然した記事。 『残暑お見舞い申し上げます・首相への提言: 成長戦略 竹中平蔵・慶応大教授   
毎日新聞 2013年08月14日 東京朝刊
◇岩盤規制、特区で崩せ・・・ ・・・ 中略 ・・・
首相が小泉内閣官房長官だったころにおもしろい話をしていた。たまたまタクシーに乗ったら、運転手から「(新規参入を促す)規制緩和でおれの給料は下がった。その代わり、台数が増えたから失業していた息子も運転手になった。結果的に家族全体の所得は上がった」と言われたそうだ。これが規制改革の本質だ。小泉純一郎元首相と表現の仕方こそ違うが、安倍首相は改革の本質を分かっている。 ・・・ ・・・』 誰が見ても、その風貌から政治家の小泉純一郎と分かるであろう人物に、タクシー運転手さんが話かけたと言うエピソード。 『台数が増えたから失業していた息子も運転手になった。結果的に家族全体の所得は上がった。』 『これが規制改革の本質だ』 誇らしげでさへある・・・・。  家族なんだから、息子と合算で世帯の収入が上がったんだから、タクシーの規制緩和は正解、間違い無かった! と言う事なんだろうか? 息子さんは、ずっと独身で、世帯収入の合算の役目を負えば いいと言う事なのか? それが、規制緩和の目指す方向なのか?  派遣の規制緩和の方向なのか? 親子合わせた収入がUPすれば いいと・・・・ 息子さんはやがて新しい世帯を持ち、子供を生み育てて行く将来が頭から抜けてるんじゃ無いのか? 息子の抜けた あの親である運転手さんはどうなる? 世帯を持った息子の収入はどうなる? そんな事まで想像するなら、結婚出来ない世代、少子化の加速、老後の不安を抱える庶民の姿も見えるだろうに・・・ そんな庶民の現実と将来の危うさを知る折角の機会を、自分達は正しい方向で規制緩和をした! と胸を張っている姿は、ただ悲しいのを通り越して滑稽なほど馬鹿臭い。 そして、今度は解雇しやすい『雇用特区』や、その日暮らしの人で溢れる『日雇い派遣の解禁』などを、安倍政権で推し進めようとしている。 派遣会社の会長の言う事を鵜呑みにする政治家は失格!! そう思いませんか? やはり1200円の牛丼食べれる政治家先生には関係無い事なのか? 企業の会長と言う立場になって、広い会長室からパソコンを眺めてる人間には関係無い事なのか、どうでも良い下々の事なのか・・・もうやだ〜(悲しい顔)