八つ墓村の元となった事件 と「つけびして 煙り喜ぶ 田舎者」
先日の山口県周南市の殺人放火事件にはびっくりした・・・・
『八つ墓村』みたいな事件
テレビのニュース情報番組やラジオでは躊躇なく 「『八つ墓村』みたいな事件が起きましたね」と言うものだから、 公には軽々しく口に出すのは はばかられるだろうな と思ってたのに、こんなにも あっさり言うとは・・。
「つけび」「田舎者」 の意味は 犯人曰く、「自分の悪い噂を立てる」「村の人達」と言う思いを込めたそうだから・・・ここら辺りの事情をもっと調べて欲しい。
その横溝正史著の『八つ墓村は、『新青年』と言う雑誌に1949年3月号 ~ 1951年1月号に掲載された小説らしいのだけれど、あまりに陰気臭くて 小説も映画も読んだ事も観た事も無い、ただ、凄い恰好と形相で走る犯人?の映像だけが、記憶にある程度。
所が、ひょんな事から、この小説『八つ墓村』のモデルとなった恐ろしい事件があったと知って驚いた!
その事件が1938年(昭和13)5月21日、岡山県苫田郡西加茂村(とまたぐんにしかもむら)で起きた「津山事件」。
犠牲者数がオウム真理教事件(27名)をも上回る日本の犯罪史上前代未聞の殺戮事件と言われ、その死者数30名、たったひとりの手によって、これだけの村人が殺されてしまった。
本人も最後には猟銃で心臓を打ち抜いて死んでいる為、実質31名が亡くなった、信じられない犯罪事件。
ここ最近の日本も、途切れる事無く、殺人事件のニュースがあっちでも、こっちでも・・あまりに酷過ぎる!国は、自分達の政策とこの辺りの因果関係を、真剣に考えるべきじゃ無いかとさへ思う。
個人的には「家庭、学校の教育の問題」と「経済的に不安定な層の拡大」に原因があると思っている。
さて、その「津山事件」の概要が次のようなもの
そして、津山事件を映画にした松竹映画製作のものまであった『丑三つの村』
『うしみつのむら』主演:古尾谷雅人 田中美佐子
うぁ~悪魔が~来たりて笛を吹く~
うわっ MIKO出た!