『ふれあい街歩き』で出会った吟遊詩人の作った詩に依頼者が涙を流す場面に感動!
海外、日本国内問わず街を人間目線のカメラ映像で歩きながら、その街を散策してる気分にさせる開始当初はかなり斬新だった旅番組『世界ふれあい街歩き』、先日の街歩きは特集で、過去の街歩きを編集し、更に追加したらしいアメリカ・サンディエゴからカナダ・バンクーバーまでの北米大陸、西海岸の街々でのふれあい旅。
その中に登場した吟遊詩人の場面がとても良かったのでご紹介。
この30代半ばかな?と思われる吟遊詩人、彼を見つける目印は、トレードマークである彼の商売道具のタイプライターと、そのケースを使ってるらしい看板。
往来する人達は自分の為に書いてくれたポエムを即興で作って貰うと、感激する場合がほとんど。
これが目印のタイプライターケース兼・看板
料金はお客さんが決めるスタイル
今回、上の写真から2年後の登場の吟遊詩人、どうもスタッフが、このサンディエゴにいる情報を聞き付け探した模様。
サンディエゴの日差しは強いのか今回は麦わら帽子。お客さんは途切れない中、撮影中やって来たのは黄色い長袖シャツと、ちょっと汚れたズボンを履いた中年男性。さて彼の依頼する詩のお題は?
『死』
二度聞きする吟遊詩人 『えっ? 何ですか?』
『ひとつの死』
これだけの情報を元に詩を紡ぎ出す吟遊詩人
かなり慎重に慎重に言葉を選びながら・・・見てる方も緊張します。
それでも、あっと言う間に完成
他の待っている客がいないかを確認している依頼者も素敵です。
愛する人が神のもとへ呼ばれた時、人生は悲劇となる
天使や聖人がこの世にいられる時間には限りがある
フィリーは教えてくれた、人生はいかに素晴らしいものか
彼は人々のためにいてくれた
その愛は今も私達の背中を押して
世界中、そして星のかなたまで喜びを伝えつづけている・・・依頼者の頬を涙が伝って鼻先から落ちるシーン
がっちりと握手を交わす二人、完璧!と言いながら依頼の男性が立ち去って行きました。
依頼者が満足するポイントを確実に押さえている吟遊詩人の創った詩、タイプライターで印字された紙は意外に小さく、紙質は和紙のようにも見え、額縁に入れて飾れば味がありそうです。
こうした旅番組は見慣れて来ると、飽きた感も出て来るものですが、今回のような神回があるこそ放送の度に見る価値有りだと思わせました。
さて、日本の観光地辺りで吟遊詩人やったら、食べて行けるのかな?
ポエムを創る才能ある方、是非挑戦あれ~!
愛する人が神のもとへ呼ばれた時、人生は悲劇となる
天使や聖人がこの世にいられる時間には限りがある
フィリーは教えてくれた、人生はいかに素晴らしいものか
彼は人々のためにいてくれた
その愛は今も私達の背中を押して
世界中、そして星のかなたまで喜びを伝えつづけている