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Seesaaブログから引っ越ししてきました。

旅番組で披露された、関口知宏さん作詞・作曲した曲が素晴らし過ぎる!

旅番組は人気なのか再放送も多く、それでもつい見てしまいます。

旅番組と言えば国内のある場所・地域をじっくりと散策気分で紹介するもの、電車やバスを使って広い地域を紹介するもの、紹介する場所は定番の観光地から知る人ぞ知る場所・お店・グルメと様々。

そして旅番組と言えばやはり海外、ヨーロッパを中心とした紀行ものは大人気です。

そんな旅番組の中でも最初は異色にも映った関口知宏さんが行く!シリーズは今では私達にも馴染んだ紀行ものの代表番組となった感があります。

そんな彼の旅も、日本の鉄道から始まって海外と、かなりの数になっていて、今見ても興味深いものばかりです。

《旅リスト》

列島縦断 鉄道12000キロの旅 〜最長片道切符でゆく42日(2004年)

関口知宏が行く ドイツ鉄道の旅(2005年9月22日)

列島縦断 鉄道乗りつくしの旅〜(2005年春編、秋編)

関口知宏が行くヨーロッパ鉄道の旅

イギリス・自然と優しさに迎えられて(2006年)

スペイン・太陽と音楽の国(2006年)

ギリシャ・トルコ 陽気な人々と神秘の大自然に抱かて(2006年)

スイス・アルプス 輝く緑と湖の国(2006年)

関口知宏の中国鉄道大紀行 〜最長片道ルート36000kmをゆく〜(2007年)

関口知宏と高校生の旅 中国縦断2500km(2012年)

関口知宏 再び中国へ~大陸縦断ふれあいの旅~ (2012年)

関口知宏のヨーロッパ鉄道の旅

オランダ編 (2015年)

ベルギー編 (2015年)

オーストリア編 (2016年)

チェコ編 (2016年)

イタリア編 第1回 (2016年)

イタリア編 第2回 (2016年)

イタリア編 第3回 (2016年)

ハンガリー編 (2016年)

クロアチア編 (2016年)

スウェーデン編 (2016年)

ポルトガル編 (2017年)

イギリス編 第1回 (2017年)

イギリス編 第2回 (2017年)

彼の旅番組の特徴は英語が堪能な事もあって、気さくに現地の人に溶け込んで行く所、それは電車の中でも、街中でも、お店でも現地の人々を観察しながら、彼の聞きたい事、知りたい事を英語で尋ねてくれるので番組内容が ぐっ身近になります。特に中国では簡単な日常会話なら中国語も出来るそうで、電車内で子供達と話す様子にはびっくりしました。

こうした彼の人なつっこさと語学能力と合わせて外せないなのが絵を描く特技、絵日記風に上手なスケッチを簡単に描いてみせます。

そして番組に大きな魅力を与えているのが、彼の音楽の能力。

どんな民族音楽にも楽器にも興味を持ち、番組の中でもギター演奏を披露したり、現地の人に習いながら初めての楽器に挑戦したりしています。

【ここから本題】

そして今回ご紹介するのは、多くの著名人がリスボンに住みたいと言ったと言う逸話を持つ国 ポルトガルの旅の事。

イタリアにカンツォーネ、フランスにシャンソン、アルゼンチンにはタンゴ、ブラジルにはサンバがあるように、この旅でポルトガル『ファド』に魅せられた関口さんは、旅の間に作詞・作曲・編曲した自作のファドを旅の最後に披露しました。

『ファド』って何? と思われるでしょうが、彼の作った曲を聴けば、ああこんな感じ聴いた事がある と思われる筈です。

おっとりとして、ちょっとトボケた感じもする関口さん、この作品を聴いて正直驚きました、歌詞も凄いんです、やはり才能有る人なんだと見直しました。

それが、この『訪秋』、訪れた人生の秋を歌った曲です。

歌詞を読んでどう思われるでしょうか? 年齢や自分の人生によって様々な感じ方があるのではと思いご紹介しました。

ちなみに私的に印象的な部分は、『まだ無邪気なあなたの人生が実り多きことを願って あなたに歌ってあげましょう なぜならあなたは 私の遠い過去なのだから・・・・』

希望に燃えた若い人と、すでに人生の終盤を迎えた自分との対比にぐっと来ます。

『訪秋』 作詞・作曲・編曲 関口知宏

誰もいつかは歳をとるものよ  周りは私を笑うでしょうね

“秋”の年頃を迎えたこの私の  やつれた身なりや仕草を見て 

今やもう古ぼけた  私の過去の栄光を聞いて

でも人生ってそういうものよ  時を重ねなければわからないことほど

他人には滑稽に映るの 

私の人生の喜びが他人にわかるくらいなら むしろ私の人生は貧しかったのよ

だからそのまま笑わせてあげるの  私を笑う人たちを

彼らはまだ秋を知らないのだから

 

あなたにはまだ物哀しいだけの秋の歌を あなたに歌ってあげましょう

それでいいのよ

まだ無邪気なあなたの人生が実り多きことを願って あなたに歌ってあげましょう

なぜならあなたは 私の遠い過去なのだから・・・・