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カツラ用の髪輸出世界一はインドだった!

数年前見たテレビのドキュメンタリー番組で、カツラに使われる髪の毛を、バイクに乗って村々を回り買い取る業者が紹介されていたのは中国だったので、未だに中国がカツラ用髪の輸出大国かと思っていたら、現在はインドだとラジオで聞いて へぇ~と思った話を。 インド南部では、『長い髪は美しい』とされる為、どの女性も腰あたりまで髪を伸ばす習慣、伝統があって、この長い髪はカツラ用には打って付けの為、今、インドでは髪ビジネスが過熱しているそうです。 その髪をどうやって集めるのか(買う)のかと言うと、二通りがあって、まずは 毎日髪を梳かす(とかす)際に抜ける髪を 取っておいて、 回って来る買取業者に売るケース。 この場合100gあたり およそ2000円で売れるので、貧しい家の多いインドでは貴重な現金収入になっているのだそう。 そして お次が、これどうなのよ!? と思ってしまう インドやネパールで多数派を占める民族宗教 ヒンドゥー教のお寺が 業者に大々的に売るケース。 ヒンドゥー教の信者はインドだけでも8億人以上、願いが叶うと 自分の一番大事にしているモノをお寺に奉納する習慣があって、必然 女性の場合 一番大事な『髪』を奉納する人が多く、多くの寺では 髪専用の小屋を建て、願いの叶った女性が奉納にやって来るやいなや、髪を根元から手早く剃る理髪師が何人も待ち構えていて、次から次に 美しい髪が、それも無償で集まるのだとか・・・ 休日には1000人もの女性が髪を奉納するケースもあって、その膨大な髪は、年間契約をしているような業者に、なんと1キロ3万円程で売れると言うので、汚職や談合などの問題に発展しているケースが多く、インド政府は現在 オークションなどによる、電子商取引に切り替えようとしているものの、参加しているのはまだ5つの寺でしか無いと言うので、早急な健全性が求められていると言う、 坊さんが 髪ビジネスで大儲けしているのは、何か納得行かない 最新インドの髪ビジネスのお話でした。  
中国産と思ってたが・・・インド産か・・・ 012086.jpg